人生後半戦の新おとな学入門

50代60代のためのニューシニア講座 働き方・暮らし方・生き方・学び方・遊び方


40代から準備をし、50代から学び始め、60代からは時間をたっぷりかけて学ぶという考え方もありますが、いつから始めるかといえば今日から始めるのが人生後半戦の学び方です。
人生後半戦はなにを学ぶか~リセットすることから始める


生まれてから最初に学んだのは?


学ぶ方法は

何かを学ぶときに手本をもとに学ぶ、もしくは誰かに教えを乞うという方法があります。「誰かに」というのは講義形式という方法もあれば、個人指導という方法もあります。その他にも独学で学ぶ、研究するという学び方もあります。

最初に学んだこと

「学ぶ」ということについて根本的なことから考えてみると、生まれてから最初に学んだことは何でしょうか。それは不快感を覚えた時に大声を出すと誰かがその不快感を取り除いてくれるということです。お腹が空いた、便が出て気持ちが悪い、眠りたい、どこかが痛いなどです。

その次に学んだこと

大声を出す、泣き叫ぶということは誰かに訴えているということであり、最初のコミュニケーションとなります。コミュニケーションはやがて言葉となり、言葉を覚えるようになると言葉を使い、さらに文字や音、映像、実体験を通して知識を得るようになります。

人生後半戦に学ぶこと

「人生後半戦になにを学ぶか」は、生まれた時と同じように何も知らない状態から考えてみてはどうでしょうか。とは言っても、すでに頭の中にある知識を無にすることはできません。生まれて最初に感じた不快感と同じように、自分に不足していることで不快感を生んでいることを思い浮かべてみてはどうでしょう。




何を基準にして学びたいことを見つけるのか


不足で生まれる不快感

不足していることで生まれる不快感とは、気持ちが優れないことだけではなく、過去に思い描いていた夢もありますし、収入・健康・人間関係という当面の問題なども考えられます。すでに行っていることを上達したいという人もいれば、特に不足していることも不快感もないという人もいるかもしれません。

何を基準にして学ぶか

生まれてきたときはそれぞれ違う不快感を持っていた筈ですが、大人がお腹が空いた、便が出た、眠い、どこか痛い・・と推測し手当をすることで、「不快感と充足感の関係」という基準を覚えます。人生後半戦になって「なにかを学ぶか」を考えるときには何を基準にするでしょうか。

好きなこととを基準に

自分の好きなことを基準にして仕事・生活・学びについて語られることがあります。好きなことというのは既存のことが対象になり、自分の心の不快感を解消するために生まれるのではありません。「不快感」という気持ちが適さなければ自分自身の中からと置きかえて考えてみてみてはどうでしょう。

自分探しとマッチング

「自分探し」という言葉があります。10代から使う人もいれば、50代60代でも使っている人がいます。自分探しとは好きなことがないわけではなく、自分置かれている環境と自分がマッチングしないという不快感ではないかと思います。生きていく上で最低限のものが充足されている社会では気が付きにくいのかもしれません。

気持ちをリセットしてみる

既に学びたいことがある人は悩むことはないと思います。学びたいことはあってもなんか違う、特に学びたいことはないと思う人は、一度気持ちをリセットしてみることて、本当に学びたいことが見つかるはずです。ではリセットはどのようにすればよいのでしょうか。




何を学びたいかをリセットして考えてみる


リセットして考える

故スティーブ・ジョブズ氏の有名なスピーチの中で「鏡を見て自問する」という一節があります。これもリセットする方法の1つです。ジョブズ氏のように毎日ではなくても、鏡に向かったり、瞑想をしたり、独りになったりすることでリセットする方法もあります。

毎朝必ず鏡を見て、”今日が人生最後の日だとしよう。自分が今日やろうとしていることは、果たして自分のしたいことだろうか?”と自問する。答えが”NO”の日が続けば、何かを変える必要があると悟り、計画を見直すようにしていた。
(スティーブ・ジョブズ)

人間特有の欲求は

人間には必ず「欲求」があります。三大欲求とか五段階欲求説などを知っている人も多いと思いますし、また一方で無欲を称賛することもあります。人間特有の欲求に知識欲があります。知識欲を満たすためには学ぶことが最も適していますが、知識欲はなぜ生まれるのでしょうか。

知識欲が生まれるのは

私は知識欲が生まれる根源は未来への期待からだと考えています。不快感が快感に変わるように、自分探しで自分自身が見つかるように、50代60代であれば今後の人生に向けての期待があるからだと思います。自分には何もないと考えてリセットすることで改めて未来への期待が生まれるようになります。

何もないと考えた後に

何もないと考えた後に最初に思いつくのは何でしょう。最初に思いついたことが知識欲を刺激することもありますし、順番に考えていく上で知識欲に結びつくこともありあります。どこかで調べてみたい、もっと知りたいと引っかかったことが学びたいことにつながっていきます。




50代60代からの学び方は広く浅くから


50代60代となると旅行へ行きたい、趣味を楽しみたい、若い時に出きなかったことをもう一度したいなど、余暇の過ごし方を考えることが多いと思います。もちろん余暇の楽しみ方は個々人の自由です。この余暇の楽しみ方の中にも学びのヒントがあります。なぜ旅行へ行きたいのかを考えてみることで、なにを学びたいかがわかるかもしれません。

旅行へ行くときは便利で安心なパッケージが好きな人もいれば、自分でアレンジした旅行が好きな人もいます。なぜパッケージが好きなのか、なぜアレンジが好きなのかを考えてみると好きな理由が絞り込まれます。この絞り込みを繰り返すことで何を学びたいかが少しずつ具体化してきます。

50代60代の学び方は広く浅くよりも、狭く深く学んだ方がよいという人もいますが、必ずしもそうとは限りません。広く浅く学ぶことで、どこを深堀していけばよいかがわかるのです。50代60代の学び方は、まずリセットし、次に思いつくことを順番にあげ、広く知識を広め、学ぶ対象を絞るという順番が必要です。

50代60代になると経験豊かで視野が広いと思がち、思われがちですが、意外と視野の狭い人も多いのです。視野を広げて学ぶ対象を見つけるためにも、できるだけ早くリセットからの手順を始めることです。
できれば今日からでも。


昔の50歳は平均年齢から考えるとかなりの高齢⁉



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