人生後半戦の新おとな学入門

50代60代のためのニューシニア講座 働き方・暮らし方・生き方・学び方・遊び方


「新おとな学入門」は「新おとな学Ver.2」として新しくなりました。
新しいURLは https://www.snias.com です。
よろしくお願いいたします。


忘れもしない9月6日午前3時7分に北海道胆振東部地震が起き、それから余震が断続的に続いた後、もう落ち着いたかなと思った9月17日午前2時51分にまた大きく揺れましたた。夜中の揺れは日中の揺れよりも何倍にも大きく感じます。
まだ揺れてますが、もう大丈夫!と言いたいですね。


地震と大停電で情報不足になったのは


台風と地震

2週間前、9月5日に関空経由で大阪入りする予定が台風の被害の影響で中止になり、予定変更にともなう再スケジューリングを終えた。その直後の地震の被害による大停電で再々スケジューリングを余儀なくされ、仕事よりも日常の生活物資の調達を最優先しながらの10日めの大きな揺れでした。

原発と冬でなくて 

「原発が動いていれば」「冬でなくて良かった」という結果論の話ばかりで、自然災害に「もし」はないのだということを理解して論じていただきたいものです。できなかったことに対する議論ではなく、どうすればできるようになるかということを議論してはどうでしょうか。

高齢者の列 

私が感じたのは、地震直後のスーパーの行列、ホームセンターへの行列、電気を求めて右往左往する人達を見ると高齢の方が多いことが気になりました。私が住んでいる住宅街は高齢者の割合が特に多い地区ではありませんが、道行く人が普段よりも高齢の方が多かったように思います。

情報はスマホで 

地震直後の大停電の最中には、ラジオでスマホで情報を取る人が多いこと、スマホの電池切れに対しての注意と充電方法、充電可能な場所いついての情報が流れていました。情報はスマホで得る時代なのですが、高齢者はテレビと新聞で情報を得る割合が多いことは想像に難くないでしょう。




北海道という特殊性もあるが


北海道だけではない 

北海道電力の泊原発に限らず、全国的に原発の稼働が停止されている地域では電力需給計画が東日本大震災以前の計画から変更を余儀なくされています。北海道だから、深夜だからということで大停電が発生した原因はありますが、他の地域でも違う理由で大停電が発生してしまうかもしれません。

冬期の地震は

冬でなくて良かったという理由に凍死してしまうという論調もありました。確かにそのリスクもありますが、北海道に住んでいる人間としては、一般住宅では電気で暖房を取っているよりも灯油で暖房を取っている家庭の方が多いと思います。つまり凍死もも然ることながら、私としては冬期の地震は火事の危険性の方が心配です。

生鮮食品が不足 

また冬期には通常でも生鮮食品が品薄となることから、スーパーの行列は今回の地震とは比べ物にならないでしょう。高齢の方が雪道をスーパーまで買い出しに行き、並んで買ったあげくに重い荷物を持って雪道を歩いて帰る方が気にかかります。ただでさえ最近は冬期の骨折が多くなっているのです。

 北海度は広い

地元のことは地元でしか分からないことが多いのは当然です。北海道の函館から北の果て稚内まで約400km、東の果て知床・根室までも400kmあります。これは東京-大阪間とほぼ同じ距離です。北海道という一括りでは考えられないのですが、電力網も然りで一括りで考えていたことが今回の原因の1つだと思います。




高齢社会における災害時の情報収集



北海道は特殊な地域 

そんな北海道を特殊な地域と考えがちですが、一方で日本全国と同じ条件の環境があります。それがインターネットです。宅配などの配送料も北海道と沖縄は別料金ということが多いですし、かつてはテレビ番組も1週間遅れのこともありましたし、自動車も北海道価格という時代がありました。

東京地震直後の情報 

インターネットだけは遠距離料金もかからず、ほぼ同じ条件で利用できます。今回の地震直後の情報も、地元の情報と東京経由で入ってくる情報が混在していました。テレビと新聞を情報源としている高齢の方は、周回遅れの情報を頼りにしているのでさぞかし不安だったと思います。

ネトウヨという人達 

インターネット上にも「ネトウヨ」と呼ばれる批判が大好きな人もいれば、アンチネトウヨの人もいます。これらの人達の情報発信は目につきやすいのですが、目の前の困難な状態を回避できるような情報ではないので邪魔な情報でした。マスコミでさえもこれらの情報に惑わされたりすることがあるのですから困ったものです。

災害時の情報収集 

高齢社会になると災害時の情報収集と連絡方法について、高齢者自身も近親者の方も考え方を改めなければなりません。電話・FAXなどはもちろん、テレビ・デスクトップパソコンは役に立ちません。ガラケーよりもスマホの方が何倍も役に立ちます。使っているひとにとっては極々当たり前のことです。




常に高齢社会を念頭にして対策を考える


高齢社会では前例踏襲と現状維持が、現実の社会との乖離を生み出してしまいます。少子高齢化・人口減少に端を発している高齢者の介護と医療、子育て、女性と高齢者の就労など、災害が起きる度に問題として浮き彫りにされながらもいつのまにか消えてしまいます。

今回の地震による被災地は下より、大停電を経験した方、その後の買物に苦労した方はたくさんいらっしゃったでしょうが、その中でも前述の介護・医療・子育てに携わっている方々の不安と苦労は大きかったと思います。

日本が抱えている高齢社会は今だけの問題ではなく、これから少なくとも数巡年間は続く問題です。今回は「高齢社会×自然災害」「高齢社会×電気」という問題を経験しましたが、これからは常に高齢社会を念頭にして問題への対策を考えなければならないと思います。

ということで、またブログを再開します。





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