人生後半戦の新おとな学入門

50代60代のためのニューシニア講座 働き方・暮らし方・生き方・学び方・遊び方


「新おとな学入門」は「新おとな学Ver.2」として新しくなりました。
新しいURLは https://www.snias.com です。
よろしくお願いいたします。


人間は命ある限り生きなければなりません。当たり前のことのようですが、生きるという意味を生命活動を続けることだけだと思っている人もいるようです。
好きなように生きることはできるが、好きなようには死ねない


生きるということに想いを巡らせてみた


生きると命を重ねる 

太平洋戦争が終結したのが1945年、東京オリンピックが開かれる2020年で75年が経つことになります。私が子供の頃は両親を含めて戦争を経験した方と話す機会が多くありました。「生きる」ということを「命」と重ねて話をされていたのを覚えています。

良い人生を送る 

「死」と直面した人にとっては「生きる」ということは正に「命」そのものだと思います。私も心筋梗塞で心臓が止まり、蘇生されてからは「生きる=命」と考えるようになりました。ただこのような経験はしないに越したことはなく、むしろ「生きる」とは良い人生を送ることだと改めて思っています。

楽しいこと辛いこと

良い人生とは毎日楽しいことが起きることだと考える人もいれば、毎日辛いことが起きないことだと考える人もいます。実際には人生は楽しいことも辛いことも起き、楽しいことと辛いことの割合が人それぞれ違うというだけです。

時間は永遠に進む
 

命が終われば楽しさも辛さも終わります。自分の命が終わった後は楽しさや辛さも消えてしまうのでしょうか。命が終わっても時間は永遠に進み続けます。時間と共に楽しさや辛さも未来へ続くのでしょうか。

終戦記念日を迎えて、生きるということと未来について想いを巡らせてみました。(この記事は8月15日に書いています)




生き方とは命の長さとは別のこと


今の世の中で起きていること

10代20代の頃に今の世の中で起きていることが想像できたかというと、物理的なモノやコトについては空想の世界でしか見聞きすることはありませんでした。ところが社会的制度はあまり変わらず、人間的にも大きく変わっているようには思えません。

社会的制度と人間的変化 

50代60代でこれからの人生を想像しても、何が変わって何が変わらないかなどということは空想の世界の話だと思います。社会的制度はそろそろ変わってもよい頃だと思いますが、そもそも社会的制度が変わっても人間的に変わらないのであれば世の中が変わったとは思えないでしょう。

平均年齢は47歳

国立社会保障・人口問題研究所の資料によれば、2017年(平成29年)の平均年齢は47歳、2030年には50歳、2057年には53歳になります。また統計ラボの資料によれば2017年の総務省のデータを基にした年齢の中央値は46歳と推定されています。



生き方次第で 

人生の中間地点は46-47歳辺りだということは間違いなさそうですし、50歳から人生後半戦と考えてもよいようです。50歳からの平均余命は男性は約32年、女性は約38年です。残りの人生を年数で考えると長いと感じるか短いと感じるかは生き方次第です。


生きるということは命と同じに考えられても、生き方は命の長さとは別のことです。




好きなように生きるとは過去の経験で選択することか


好きなように生きる

自分が持っている有形・無形の資産は人それぞれですが、生きている限りそれらの使い方は個人の自由です。何歳であろうと生き方は自由であり、好きなように生きることができます。自由とは選択する数の多さだという考え方がありますが、選択しないことも自由なのです。

過去の経験で選択する 

50代60代になると選択する範囲を自分で決めたり、選択しないことを決めたりすることが多くなります。それは過去の経験によるもので、過去の物理的なモノやコトという環境の中での経験です。必ずしも現在の環境に適した選択とは限りません。

社会的制度が変われば 

社会的制度が変われば、過去の経験に則った選択も現在から未来に渡って適した選択とはなりません。ただ人間的な事柄や心情については過去の経験を参考にしながら選択することは自分にとって正しい判断を導くことができると思います。

時代に提起した生き方 

50代60代は過去の経験を基にした生き方ではなく、時代に適した生き方を選択することが正しい判断だと思います。時代をどう見るか、どう読むかが、人生後半戦の生き方を決めることになります。ここでも好きなように生きるという考え方をするのであれば、生き方を決めないという選択もできるということにはなりますが。




生き方を考えるということは未来を考えるということ


人生後半戦は選択肢が少なくなる人が多くなりますが、好きなように生きることはできます。どんなに好きなように生きることができても好きなようには死ねません。「死」とは「生」に対することのように考えられています。

「生きる=命」であれば「死ぬ=命の終わり」と考えることができます。「命」とは生から死までの期間ということになります。「生き方」とは命の期間をどう過ごすかということになります。50代60代は残りの期間をどのように生きるかを考える期間であり、死に方を考える期間ではありません。

死に方を考えることには未来はありませんが、生き方を考えることには未来があります。定年・年金・介護・老後・終活など、これから起きることを受け入れるには生き方として考えることが50代60代には必要なのではないでしょうか。

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50代60代になったら人生の後半戦を生きていることを自覚し、時代と制度を今一度学び直し、どのように生きたいかを考えることが大切だと思います。考えを行動に移せるかどうかは、時間(タイム)とチャンス次第です。





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